米沢の片隅から 世界のトヨタの源流にふれる 

  • 2020.09.02 Wednesday
  • 16:06

sarusuberii.jpg

9月となりました。

残暑厳しいですね。

 

赤い屋根の織物工場では

新しい空調設備が導入されました。

まるで高原の中にあるような

心地よさです。

ありがたや、ありがたや。

 

今日も心を込めて織っています。

 

tetsu.jpg

 

さて、工場には30数台の織機があります。

そのほとんどが米沢製です。

現在、米沢市内に織機メーカーは

ありません。

当時はどんな人が、どんな思いで

織機を作っていたのでしょう。

 

そんな事を考えていましたら

このような本に出合いました。

 

yaramaika.jpg

 

世界のトヨタの源流

豊田佐吉氏が自動織機を

開発していく物語です。

 

「やらまいか」 (上下巻)

 北路透 著

 致知出版社 

 

佐吉氏が織機開発に進んだ原点は

お母さんの高機を修理したことでした。

身近なことが偉業に繋がるのですから

驚きです。

 

 

当時既にイギリスにおいて

自動織機は開発されていたこと。

その中で、日本製の性能の良い

自動織機の開発が

待たれていたこと。

時代背景もあったのですね。

 

そして、佐吉氏が最初に開発した織機は

電力ではなく、蒸気であったこと。

石炭をくべて、その蒸気で織機が動く!

一体どれほどの熱気と騒音だったことか。

SL-蒸気機関車と織機がくっついた

ようなイメージが頭に浮かびました。

 

soukou.jpg

 

ともかく、全く何もないところから

パッと立派な織機が生まれたわけではない

ということを、知りました。

 

考えてみれば、当たり前のことですね。

 

佐吉氏は、織機全体を考えて

ある部品の強度について、

譲りませんでした。

組織としては

「そこまでこだわる必要はない、

と進めたところ、問題が発生した。」

というようなエピソードがありました。

 

いつの時代も起こりうること

なのでしょうが、モノづくりに携わるもの

として大いに気を吐き、佐吉氏を応援

しながら読み終えたところです。

 

rore.jpg

 

米沢の織機メーカーでも

きっと同じように、沢山の物語が

あったのだと思います。

 

その思いを引き継いで

更なる物語が綴られていきます。

一歩ずつ、一歩ずつ。

 

JUGEMテーマ:オススメの本

 

近藤里美でした。

 

nunohana.jpg

 

 

 

 

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